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「遅いより速いほうがいい」と、Googleの10の事実でも述べられている通り、「サイト高速化」はSEO内部対策において非常に大事な部分です。

 

スマートフォンの普及によりモバイルファースト化が進んだ2018年のアップデートで、「サイト表示速度」の重要性が指摘されました。

2019年では、通信サービスに「5G」が出てくることも考えられ、サイト高速化は非常に大事なSEO内部対策といえるのではないでしょうか?

 

…というのは分かっていても。

 

具体的にサイト速度がどれくらい遅かったら影響が出るのか。

 

この疑問を抱えている人は少なくないはずです。

サイト表示速度というのは、直帰率に大きく関係します。

 

 直帰率とは?

ユーザーが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくサイトを離脱したセッション(訪問)の割合。

サイトにアクセスして、1ページだけ見てサイトを離れる人の割合。

 

 

実は、サイトの読み込みに5秒かかると、直帰率は90%上がると言われています。

 

直帰率が上がるだけでなく、そのサイトに再びアクセスするリピート率にまで影響が出てきます。

 

今回はそんな、サイト高速化についてのお話です。

  1. サイト表示速度がもたらす影響
  2. WEBページ表示までの仕組み
  3. サイト表示速度の計測方法
  4. WordPressサイトでのサイト高速化対策方法
  5. AMP化の仕組みとメリットについて

 

を解説していきます。

 

サイト高速化とは一体どういったSEO対策なのか?

サイト高速化 SEO対策

サイト高速化とは、そのままの意味で、「サイトの表示速度を速くする」というものです。

これはSEO内部対策の部類に入り、しっかりとGoogleが検索結果のランキング付けする検索アルゴリズムの評価要素に入っています。

 

サイト高速化を実現することは、”ユーザーの時間を無駄に奪わない”というGoogleの理念に沿っています。

 

サイトの表示速度を速くする…と難しく感じますが、現在Wordpressを使っている方はすぐに高速化を実現できます。

ジョグ
その方法を、この記事で紹介していきますね!

 

表示速度を改善しないとどうなる?ユーザーへの影響とは

サイト表示速度 影響

では、表示速度を改善しないままだとどうなるのでしょうか?

毎日毎日、コンテンツを追加しているとそれだけデータが溜まります。

画像をアップロードすれば、その容量を読み込む度に表示速度が遅くなっていきます。

 

まずは”表示速度を改善しなかった”時の影響を知っておきましょう。

 

サイト表示速度が離脱率に与える影響

  • サイトの表示までに3秒以上かかると40%以上のユーザーが離脱
  • 表示が1秒遅れるごとに、コンバーション率は7%減少
  • 読み込みが1秒から3秒になると、直帰率は32%上がる
  • 読み込みが1秒から5秒になると、直帰率は90%上がる
  • 読み込みが1秒から6秒になると、直帰率は106%上がる
  • 読み込みが1秒から10秒になると、直帰率は123%上がる

 

このように、サイトの表示速度が遅くなるたびに直帰率はどんどん上がっていくことが、Googleの調査で分かっています。

では、一度サイトに訪れたユーザーが再度サイトに訪れてくれるリピート率はどうでしょう?

サイト表示速度がリピート率に与える影響

  • 79%はパフォーマンスに不満を持ったサイトを再び利用したくないと感じる
  • 通販サイト利用者の52%がサイトのロイヤリティにおいてページの表示速度を重視

 

このような結果も出ています。

表示が1秒遅れるごとに、顧客の満足度は16%落ちていきます。

そして、44%のユーザーがオンライン上で悪い体験を共有することもわかっています。

※Twitterなどの拡散やLINEでのやり取りが良い例

 

WEBページが表示される仕組みを解説

サイト表示 仕組み

では、サイト高速化の対策方法を教える前に、軽くWEBページの表示プロセスを教えておきたいと思います。

上の図を見てもらえれば、リンクをクリックしてから色々な動作を経由してページが表示されているのが分かるかと思います。

 

ジョグ

そんなん知らなくてええわ!

速く対策方法知りたいわ!って人は、次の項目まで飛んじゃってください(;'∀')

 

主にページを表示するために動作しているのは以下の3つです。

  1. WEBブラウザ(レンダリング処理を行う)
  2. ネットワーク
  3. サーバー

 

サクサクっと解説していきますね。

 

 レンダリング処理って?

レンダリング処理とは、HTML等のコードから画像や映像を作り出す処理のことを言います。

 

URLのリクエストを送信

僕たちがWEBサイト内のリンクをクリックすると、ネットワークを経由してWEBサーバーへ”リクエスト”を送信します。

受け取ったURLのリクエストに対して、サーバーはデータベース内からHTMLを作成します。

サーバー君
おっなんや? https://〇〇.comのHTMLが欲しいんか? あげるで~!

HTMLを送信して解析

続いて、サーバーから受け取ったHTMLを、WEBブラウザがレンダリング処理します。

ここで画像や映像、音声があったり、CSSファイルなどがある場合は”追加リクエスト”をすることになります。

この追加リクエストする、画像やCSSのことを「サブリソース」と言います。

ブラウザ君
サーバー君ありがとう! あ、ごめん、なんか画像あるから追加でデータくれや…。

 

サブリソースを作成し送信

追加でリクエストを受けたサーバーは、すぐにデータを作成してWEBブラウザに送信します。

送信したデータも、WEBブラウザでレンダリング処理され、ここでやっと完璧にWEBページが出来上がります。

ブラウザ君
よっしゃ、材料揃ったで~。 あとは表示するだけや!

 

WEBページの表示

上のようなプロセスを経て、初めて皆さんが見てるChromeやIEでWEBページが表示されるわけです。

こうしてみると分かるのが、高速化するべき処理は大きく分けて3つしかありません。

  • レンダリング処理
  • ネットワーク処理
  • サーバー処理

 

WordPressのことを知らなくても、通信環境サーバー選びが、WEBページを高速表示するのに必要なことがわかりますね。

ジョグ
ではでは、やっと具体策の紹介に入っていきます!

 

サイト表示速度を計測して現状チェック

サイト表示速度 計測

まずは自分のサイトの表示速度を計測しましょう。

他の記事でも紹介していますが、「PageSpeed Insight」がオススメです。

無料で自分のサイトを100点満点で採点してくれます。

 

 PageSped Insightでのスコア基準

100~90→速い

89~50→平均

49~0→遅い

 

参照PageSpeed Insights

 

WordPressサイト運営者が実践すべきサイト高速化方法

WordPress サイト 高速化

さて、自分のサイト表示速度は把握できたでしょうか?

ここから具体的に、WordPressサイト運営者が実践すべきサイト高速化の方法を解説していきます。

 

全て簡単なもので、専門知識はそれほど必要のないものです。

自身のサイトの高速化に役立てていただけたらなと思います。

プラグインを使って画像圧縮する

「Ewww Image Optimizer」というプラグインを使って画像を圧縮しましょう。

画像のサイズが大きく、読み込む画像数が多いほど表示速度は遅くなります。

 

このプラグインを有効化すれば、画像アップロード時に自動で圧縮を行ってくれますし、既存の画像もすべて一括で圧縮してくれます。

圧縮も、画質を劣化させることなくサイズを圧縮してくれますので、サイトデザインにも支障ありません。

 

使い方はかなり簡単で、インストールして有効化した後の使い方を説明します。

  1. WordPressの管理画面から「設定」「Ewww Image Optimizer」をクリック
  2. 基本設定タブの「メタデータを削除」にチェックを入れる
  3. 高度な設定タブの「無効にするpng out」にチェックを入れる
  4. 変換設定タブの「コンバーションリンクを非表示」にチェックを入れる
  5. WordPressの管理画面に戻り、「メディア」「一括最適化」をクリック
  6. 「最適化されていない画像をスキャンする」をクリック
  7. 圧縮されていない画像が選ばれるので、「最適化を開始」をクリック

 

以上で既存の画像の圧縮が完了し、これからアップロードする画像もしっかりと圧縮されます。

簡単で効果絶大なので、必ずインストールして有効化することをお勧めします。

参照Ewww Image Optimizer

 

プラグインでファイルを圧縮し1つにする

「Autoptimize」というプラグインを使えば、複数のCSSやJavaScriptファイルを1つに圧縮してくれます。

無駄な余白や改行も消えるので、ファイルサイズそのものが小さくなります。

参照Autoptimize

 

画像を遅延読み込みさせる

「Lazy Load」というプラグインを使えば、画像の読み込みだけ遅らせることが出来ます。

通常はページを開くと、全ての画像が同じタイミングで表示されるようになっています。

 

画像が多いページや長いページだと、サイト表示速度が遅くなってしまうのは想像がつきますよね。

 

このプラグインを使うと、「画面上に表示されていない画像は読み込まない。スクロールしてその画像に近づいたときに、画像を表示させる」という機能を持たせることが出来ます。

使い方は簡単で、インストールして有効化するだけで済みます。

参照Lazy Load

 

不要なプラグインを削除する

至極単純な話です。

WordPressにインストールしていて使っていないプラグインがあれば、アンインストールしましょう。

それだけで無駄な容量を使ってしまっています。

1つ1つの容量は少なくても、”塵も積もれば山となる”です。

ジョグ
SEO対策の心構えも、”塵も積もれば山となる”ですよ!

 

最新のPHPバージョンを確認する

WordPressはPHPというプログラミング言語で動いており、そのPHPという言語にはバージョンが存在します。

各サーバーのコントロールパネル等で確認ができますが、最新のPHPのバージョンが使われているかどうか確認することをお勧めします。

上の説明でもあった通り、サーバーの動作の速さはサイト表示速度に直結します。

 

どれくらいサーバーの速さがPHPのバージョンで変わるかというと…

PHP7は、PHP5に比べ2倍以上の実行速度を誇り、 メモリ使用量が大幅に改善されています

はい、約2倍以上の速度差があります。

これは是非確認し、最新バージョンにバージョンアップしておきましょう。

 

サーバーの乗り換えを検討する

サーバー自体の乗り換えも、SEO対策になることがあります。

サーバーの性能が悪かったり、頻繁にエラーを起こすようなサーバーはやめた方が良いでしょう。

性能が悪いサーバーは、一気にアクセスが集まったりすると処理速度が遅くなり、サイト自体が表示されなくなってしまう可能性もあります。

 

ジョグ

ちなみに僕は昔から「さくらサーバー」を使用しています。

最近だと「Xサーバー」も流行っていて、この2つはお勧めできます(^▽^)/

 

記事のリビジョンの削除

「Optimize Database after Deleting Revisions」というプラグインを使用すれば、削除した記事や、記事に対してのリビジョンを一括削除することが出来ます。

記事のリビジョンというのは、頻繁に削除してあげたりしないと溜まっていく一方です。

 

 リビジョンとは?

WordPressのリビジョン機能は、投稿や固定ページの編集中に何かあった時のために自動保存してくれたりする機能。

リビジョンを辿って過去の記事を復元出来たりします。

 

そしてこのプラグインは3つの機能があり、

  1. 過去のリビジョンを削除
  2. リビジョンの保存数の削減
  3. データベース最適化

 

があります。

使い方は簡単で、インストールして有効化した後の使い方を説明します。

  1. WordPressの管理画面の「設定」Optimize DB Options」をクリック
  2. 以下の項目にチェックを入れる
  3. Delete all trashed items
    「ゴミ箱」に入った項目を削除
  4. Delete all spammed items
    「スパム」に入った項目を削除
  5. Delete unused tags
    使用しないタグを削除
  6. Delete expired transients
    WordPressで使用される内部キャッシュを削除
  7. Keep a log
    ログデータを保存
  8. Maximum number of – most recent – revisions to keep per post / page」にリビジョン管理数を入力する(0にすると、リビジョン全削除)
  9. Scheduler」でデータベース自動最適化の間隔を指定する(週1回が無難です)
  10. 「Save Options」をクリックして保存
  11. WordPress管理画面の「ツール」Optimize Database」をクリック
  12. Start Optimization」をクリック
  13. リビジョンの詳細レポートが表示される(完了)

 

これで完了です。

非常に簡単な作業で、びっくりするほどリビジョンが削除されるので、試しに1度やってみることをオススメします。

参照Optimize Database after Deleting Revisions

 

広告量を減らす

そもそもの広告量を減らしてみましょう。

GoogleAdsenceを導入していて、広告数が多い方は要注意です。

GoogleAdsenceのプロモーションバナー広告も1つの画像のため読み込みに時間がかかります。

オススメはリンク広告ユニットです。

クリック数も高く、目次付近に設置するとよりクリック率が上がるとともに、画像バナーでもないのでサイト表示速度にそれほど影響しません。

 

トップページの記事数を減らす

WordPressの管理画面の「設定」「表示設定」をクリックしましょう。

1ページに表示する最大投稿数が指定できるはずです。

この表示投稿数が多い人は、5~8件くらいに設定してみましょう。

簡単ではありますが、ブログなどの媒体にはかなり有効なSEO内部対策です。

 

モバイルでの表示速度高速化はAMPを導入しよう

AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略で、GoogleとTwitterで共同開発している、モバイル端末でWEBページを高速表示するためのフレームワーク(AMP HTML)を言います。

どれくらい速いのかといいますと、通常のHTMLの約4倍速い表示速度と言われています。

 

AMP表示の仕組みとは

通常は上で解説したように、リンクをクリックされてからサーバーにHTMLを要求し、サブリソースも要求したりしてWEBページを表示しますね。

AMPの場合は、そのリンクのHTMLを”あらかじめGoogleかTwitter側でキャッシュしておく”ことで、わざわざサーバーに要求したりする時間をなくします。

結果、WEBページを読み込む時間を大幅に削減してしまうという仕組みです。

 

AMPを導入するメリット

AMPを導入するメリットは、その「表示速度の速さ」にあります。

他にもメリットを上げてみると、

  1. トップニュース枠にカルーセル表示される可能性がある
  2. AMPラベルが表示されリピートユーザーの増加につながる
  3. 広告表示の高速化により収益増加につながる

 

といったところです。

そして、近年ではAMP対応されたサイトの検索順位が上がったという報告も出ています。

SmartNewsというアプリでは、AMP対応している記事しか表示されていません。

トレンドネタやガジェットネタ、2chまとめサイト等で、スマートフォンアプリへの記事掲載を狙っている人は、AMP対応は必要不可欠と言えますね。

 

AMPの簡単な導入方法

WordPressをお使いであれば、今使っているサイトやブログメディアをすぐにAMP化させることが出来ます。

詳しい導入方法は下記の記事で解説しておりますので、そちらをご覧ください。

 

まとめ:サイト高速化はユーザーファーストの基本である

サイト高速化 ユーザーファースト

サイトを高速化することで、ユーザビリティの向上につながります。

ユーザーの時間を無駄に奪うことなく、質の良いコンテンツを届けられれば、検索順位はおのずと上がっていきます。

 

今回のこの記事では、以下のことについて説明しました。

 

  1. サイト表示速度がもたらす影響
  2. WEBページ表示までの仕組み
  3. サイト表示速度の計測方法
  4. WordPressサイトでのサイト高速化対策方法
  5. AMP化の仕組みとメリットについて

 

この5項目は、今後Googleの検索アルゴリズムがアップデートを行ったとしても絶対にブレないSEOノウハウです。

しっかりと勉強して自分のサイトに反映させてみましょう。

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